保持公演_天の岩戸

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保持公演_天の岩戸

都神楽団 保持演目のご紹介

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天の岩戸

古事記の上巻、天の岩戸の物語を神楽化したものです。神楽は高天ヶ原において、須佐之男命の度重なる乱業に天照大神が立腹され、天の岩戸に籠もられたので、高天ヶ原は急に常闇となってしまった。そのため悪神がはびこり、次々と悪事が重なるので、八百万の神たちが種々協議の結果、その天の岩戸の前で御神楽を奏し、大神が何事かと岩戸を少し開かれたので、すかさず天手力男命が岩戸を押し開き天照大神をお迎えし、再び世の中は光を取り戻し、平和になったという物語です。この舞には扇舞と称する天津児屋根命の舞、神舞の天太玉命、女舞の大神と宇津女命、荒舞の天手力男命と、神楽の舞の技法が全部取り入れられていて、神楽の中では最も古く、又、非常に大切な舞として尊重されています。